異世界薬局

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あらすじ

　難病に有効な新薬をいくつも生み出し、創薬の分野では世界トップクラスの薬学研究に勤しむ31歳の主人公は、志半ばで過労死して宮廷薬師見習いのファルマとして転生する。

　ファルマは医学が未発達な世界で、転生前の知識と転生後に手に入れたチート能力を現代薬学の知識を活かして異世界の大勢の人々を救おうと奮闘する。

作品情報

原作・脚本	高山理図、keepout
制作	ディオメディア
ジャンル	異世界ファンタジー、なろう系、医学、薬学
放送期間	2022年7月10日 ～ 9月25日
出演キャスト	豊崎愛生、上田麗奈、本渡楓、伊藤静　など
話数	全12話

異世界薬局の魅力

前世

薬谷 完治やくたに かんじ　(CV : 花江夏樹)

　とても有能な31歳の薬学者。幼い頃、脳腫瘍を患った4歳の妹のちゆを二年間の闘病生活の末に亡くしたことがきっかけで、多くの人々を救うことができる薬を創ることを目指し、薬学の研究に没頭する。

　しかし、極度の過労が祟って、急性心筋梗塞を発症し、志半ばで過労死する。

転生後

ファルマ・ド・メディシス　(CV : 豊崎愛生)

　宮廷薬師の名家ド・メディシス家の次男（10歳）として生まれ変わる。金髪碧眼の少年。

　転生前のファルマが雷に打たれた際に、両腕に「薬神の聖紋」と呼ばれる傷ができたことから、薬神の生まれ変わりと周囲から思われている。

　異世界には、前世ほどの医療体制や、薬の普及がないことから、ファルマは、前の薬学の知識を活かして、世界薬局を開業する。

　ファルマの力は、万能です。異世界人には、直せないほどの病も怪我も直せてしまいます。

　ファルマはこの能力を使って皇帝の病を治し、褒美として帝都に薬局を開くことができました。

　前世では、叶えられなかった「※町の薬剤師になる」という夢をさっそくかなえていますね。

　※（主人公が過労死するときに、町の薬剤師になれなかった無念が伝わるようなワンショットがありましたよね。）

　前世で過労死してしまったため、今回は無理せず生きていこうと考えているのです。

　そのために、安くて、効果の高い薬の普及や、疫病の伝染・拡大の防止に全力で取り組んでいます。

　病気の恐ろしさを唯一知る主人公がたった一人で、都市を守ろうと尽力する姿を見ると、まだまだ、チート能力は封印できそうもないなと思いました。

　この作品のヒロインは2人。

　ド・メディシス家に仕える召使いの少女シャルロット（通称：ロッテ）

　ファルマの家庭教師のエレオノール（通称：エレン）

シャルロット・ソレル　(CV : 本渡楓)

　メディシス家に仕える召使いの少女。9歳。愛称は「ロッテ」。
　4歳の時からファルマの世話係をしている。いつも元気いっぱいで、天真爛漫な性格。甘い物が好物。ファルマが「異世界薬局」を開業にする際、彼にお願いして庶務と事務を任される。

エレオノール・ボヌフォワ　(CV : 上田麗奈)

　ファルマの父である宮廷薬師ブリュノ・ド・メディシスの一番弟子。一級薬師。ファルマの家庭教師を務める眼鏡を掛けた少女。16歳。
　愛称は「エレン」。ボヌフォワ伯爵家の令嬢であり、艶やかな銀髪と美貌を持つ才媛。だが、ドジな面もある。ファルマが「異世界薬局」を開業する際、サポートのために「異世界薬局」で働くことに。