夏目友人帳

仲間たちを救うために、自分を受け入れるために。

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あらすじ

　夏目友人帳の主人公夏目貴志は、幼い頃に実の両親を亡くし天涯孤独の身の上になりました。小さい頃から妖怪を見ることができた。 彼は、祖母レイコが妖怪を子分とする証にその名を書かせた「友人帳」を継ぎ、自称用心棒の妖怪・ニャンコ先生と共に、妖怪達にその名を返す日々。 ようやく手に入れた大切な場所で、友人達との深まる絆を感じながら、夏目は妖怪達との出会いや別れを繰り返していきます。

作品情報

原作・脚本	緑川ゆき
制作	ブレインズ・ベース
ジャンル	伝奇、学園
放送期間	2008年7月7日 ～ 9月29日
出演キャスト	神谷浩史、小林沙苗、伊藤美紀、伊藤栄次　など
話数	全13話

夏目友人帳の魅力

誰にでも好かれる夏目貴志

　本作の主人公。夏目貴志は妖怪を見ることのできる特別な人間で、彼の祖母「夏目レイコ」の遺品である、数多の妖怪の名前が書かれた「友人帳」を持っています。以降、さまざまな人や妖怪に振り回されています。幼いころから、天涯孤独の身だった貴志は、親戚のもとを転々としていましたが、遠縁に当たる藤原夫妻に、あたたかく迎えられることに。しかし、友人帳を持っていることが原因で、さまざまな妖怪が貴志のもとを訪れます。彼を取り巻く妖怪たちとの関係や、さまざまな人とのふれ合いを重ねて、夏目の強さとやさしさ、頼りになる男だと惚れ直すこと間違いなし。

カワイイニャンコ先生

　愛らしい見た目で、本作のマスコット的存在の「ニャンコ先生」。本来の姿は、「斑（まだら）」という強力な妖怪です。招き猫に封じ込められていましたが、ひょんなことから貴志と出会います。その後、貴志の用心棒として一緒に生活をすることになりました。陽気でマイペースな性格のマスコット的キャラです。スルメなどをつまみに酔っ払う姿をたびたび見せるものの、変化が得意です。ブサ可愛いビジュアルが好きにはとても人気です。

悲しい過去を背負う妖怪たち

　全て紹介するとネタバレにつながるため、一人だけ紹介します。

柊（ひいらぎ）

CV:ゆきのさつき

　名取の式の一人で、角が付いた一つ目の面を着けている女妖・柊。柊は、蔵護りとして人間に封じられていたところを名取に救われ、それ以降名取の式となった女妖です。口数が少なく言葉も端的だが、行動は割とわかりやすく妖らしい大雑把な面も見られる。名取と仲の良い夏目には時折優しさを見せることがあります。

　「誰より名取さんを大事に思っている柊はとってもカッコいいです！」という意見がありました。