何度でも期待を応える
ドメインバックオーダー

あらすじ
高校2年生の長谷君は、同じクラスのいつも1人でいる女の子・藤宮さんと友達になりたいと思って、彼女に近づこうとする。しかし、彼女はそれを頑なに拒む。その理由は、「1週間で友達との記憶を無くしてしまう」からだった…。

作品情報
原作・脚本 | 葉月抹茶、菅正太郎、國澤真理子、清水恵 |
制作 | ブレインズ・ベース |
ジャンル | 青春、恋愛、学園 |
放送期間 | 2014年4月7日 ~ 2014年6月23日 |
出演キャスト | 山谷祥生、雨宮天、細谷佳正、大久保瑠美 など |
話数 | 全12話 |

一週間フレンズの魅力
- 切ない設定
- オドオドして口下手な主人公
- 『一週間フレンズ』のEDテーマ
切ない設定

本作の一番の見どころは、やはり一週間で消えてしまう藤宮さんの友達関係についてです。
日記に書かれていない細かい部分ですれ違ったり、お互いがお互いを思っているのにうまくいかず、ついやきもきしてしまいます。ヒロイン・藤宮香織は主人公・長谷祐樹のクラスメイトです。人を避け、誰とも友達になろうとしなかった。しかしその理由は一週間で友達の記憶が消えてしまうことから、あえて友達を作ろうとせず、相手を遠ざけていたのです。
そんな彼女の気持ちを思うと、見ていて思わず胸が苦しくなります。そんな彼女と友達になろうとする長谷君の気持ちも、また切ないもの。彼は、彼女から毎週忘れられてしまうとわかりながらも、その度に友達になるために努力をします。彼女に忘れられて傷ついても、何回でも話しかけるのです。
毎週忘れられてもくじけない彼のことを、誰もが応援したいと思ってしまうでしょう。
オドオドして口下手な主人公

恋愛系でよくあるオドオドして口下手な主人公も嫌いだけど、一週間で友達の記憶が消えてしまう相手に対して積極的な主人公はもっと嫌いだと思いました。
長谷 祐樹の場合は、純粋で真っすぐな性格で、いつも香織のことを気にかけていて、ここぞというときの強引さ、粘り強さが見ていて応援したくなると感じさせます。
一週間フレンズだとしても、何度でも思い出を作ろうとする少年
少女との思い出を何度でも作ろうとする少年と、少年のひたむきさに触れて少しずつ変わっていく少女。噛みあわない時もあるけれど、確実に、そして健気に時間を紡いでいく二人に注目です。
『一週間フレンズ』のEDテーマ

「一週間で友達との記憶がなくなってしまう」藤宮香織と、それでも彼女と友達になりたいと願う長谷祐樹、この二人の心の機微を描く切なさいとひたむきさにあふれたストーリーが展開する、TVアニメ『一週間フレンズ。』のEDテーマ、藤宮香織(CV:雨宮 天)が歌う「奏(かなで)」がオリコン週間シングルチャートで8位を獲得。あわせてOPテーマの昆 夏美「虹のかけら」も同22位を記録した。
本作が自身初めてのヒロイン作品となる雨宮 天が藤宮香織として、等身大の澄んだ歌声で披露し、レコーディングにあたり、「『一週間フレンズ』が持つ温かさ、優しさ、切なさ、そして香織というキャラクターの中にある繊細さを大事にしながら歌いました」と、「奏(かなで)」を従来とはまた違った魅力の楽曲として表現。TVアニメ放送スタート直後から、楽曲の持つ世界観とアニメ本編の展開する。
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