ドキドキもハラハラに
あらすじ
人に害をなす妖を祓うことを生業とする祓忍の風巻祭里は、幼なじみで妖から好かれやすい花奏すずを陰ながら守っていた。
そんなすずに目を付けたのは見た目はネコだが、妖の頂点に君臨し続けるシロガネという妖で…!?
『To LOVEる-とらぶる-』の矢吹健太朗、新境地! あやかし恋愛ファンタジー
感想
積極的な主人公
本作の主人公。風の術を操る祓忍の名門「風巻家」の継承者。
すずから自分に向けられている好意に気づかず、また自分自身がすずに魅かれていることも自覚していない。超鈍感で、ヒロインに対しナチュラルにセクハラをしてくる積極性はある。
すずが最近太ったと指摘した上に彼女の身体に抵抗なく触れる度胸?(様々なハラスメント)が許されているのはうらやましいところ。

すずは、コンプレックスとして脚部の肉付きがやや太いことを気にしており、祭里に指摘された時は強烈な膝蹴りをお見舞いする程。

性別が変わり合法的イチャイチャが可能に!?
シロガネから性醒流転の術による反撃を受け、女性の体へと変貌する。
祭里が女性になると髪の色も、長さも変わってしまうところが驚きでした。声も変わりかなり可憐な少女という印象でした。

シロガネとは数多の妖術を操りこの地の妖の頂点に君臨し続ける妖の王。その昔神としてまつられていたこともある。封印術により、封印される瞬間に祭里とすずが窮地を脱し、ドキドキを共有し、吊り橋効果によりこの後イチャイチャするに決まっていると思いシロガネは、性醒流転の術で、祭里を女の子にするシーンは笑いました。


やはりしぶといシロガネ
おい嘘だろ!じいちゃんが30年かけた巻物でも吸いきれねえのかよ!と祭里がぼやいたのも、仕方ありません。

「これを使え。30年わしの力を込め続けた対シロガネ用だ。お前はガキだからと奴は油断するはず」とおじいさんからもらったものだからです。
個人的印象は、にゃんこ先生みたく「昨日の敵は今日の友」という感じに、シロガネも祭里とすずと一緒に敵と戦う仲間となるイメージをしていました。しかし、祭里とすずに復讐すべく戦闘から、離脱していたので、今後、シロガネがどのように動くのか期待です。

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