神様のいない日曜日

何が正しいのかじゃなく、信じたことが正しい

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あらすじ

　15年前を境に、人は生まれず、死者は死なない世界となる。そこでアイは墓守・死者へ安らぎを与える職業として村人たちの尊敬を集めていたが、ある日やって来た「人食い玩具」と名乗る者によって真相を知ることとなる。村人たちは全て死者であり、アイが彼らによって信じ込まされていた両親についてのことも、実は嘘だった。　

　村人たちを弔った後、アイは破綻している世界を救おうと決心し、同じく墓守である傷持ちや人食い玩具を追ってきたユリーとともに旅へ出る。

作品情報

原作・脚本	入江君人
制作	MADHOUSE
ジャンル	ファンタジー
放送期間	2013年7月 ～ 9月
出演キャスト	豊崎愛生、浪川大輔、後藤邑子、藤原啓治　など
話数	全12話+OVA

神様のいない日曜日の魅力

衝撃的すぎるアニメの第三話

ネタバレを多少含みます

不老不死が死んでしまう！！

　ハンプニ―ハンバートは、アルビノ体質の、色白の青年。この世に蔓延る死者を容認できず、死者を殺して回ることから「人食い玩具」のあだ名で呼ばれる。放浪しながら、恋人であった「ハナ」という女性を探している。
　異能は「不老不死」。死亡しても死者にならず、傷一つなく蘇生する。

　アニメの第3話でハンプニーは「友と妻と子供たち、後に続く者を泣かせて、 少しばかり未練を残し、俺はいきたい。」 と言っていました。その言葉通りハンプニーが死ぬ直前、アイやユリー、スカーさんが いました。 ゆえに、『幸せに死ぬこと』という願いが叶えられたんだと思います。

　第3話は、様々な意見がありますが、見応えは、十分にありました。一つのアニメを見終えたほどの満足度はありました。

アイ・アスティンがんばれ！！

CV:豊崎愛生

　谷間の村に住む、死者に安息を与えることができる墓守の少女。12歳。8歳の時に実の母・アルファを亡くし、その後は村人のヨーキとアンナに育てられる。母が墓守であり、父が人間というハーフの墓守である。その後は村の人々に愛される日常を送っていたが、ハンプニーの襲来により世界の、そして己の真実と向き合うことになる。明るく真っすぐな性格で、一度決めたことをやり通す芯の強さを持つ。だが、融通が利かない部分もある。

　旅をしながら、ユリ―、スカー、キリコ、ウッラ・エウレウス、アリス、ディー・エンジー、ハナなどと出会い、墓守である己の真実と向き合い奮闘する物語です。物語すべてに読者を楽しませる斜め上の展開になっています。『え！？』と思わず考えさせられるシーンも多く、期待を良い意味でも悪い意味でも裏切られることがたびたびです。

アリス・カラーが兄に欲しい

CV:内山昂輝

アリアイ最高！！

　アリス・カラーとは、アイとゴーラ学園で出会った少年。
オスティア少年少女学校の三年四組の生徒。そこは封印された世界に存在するため、15歳の姿のまま14年間も生きています。
異能は狙った場所に狙った物を飛ばす『拳銃喰らい（ブザービーター）』

　封印された世界では、みんなのことを救い出したいと、常に考え、一人一生懸命模索してきました。アリスは、常に落ち着いた雰囲気で、兄のような存在です。

　アリス・カラーが、みんなをこの世界から何としても逃がそうとしている姿は、非常にカッコよく見えます。