弱者を救え。強者の宿命
ジャンクワールド

あらすじ
並みはずれた身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、祖父が死んだ夜に呪術高専一年の伏黒恵と出会う。彼は、虎杖の持つ“呪物”を回収しに来たというが、ちょうどその“呪物”は虎杖の先輩らによって封印が解かれていた。“呪物”が引き寄せた、呪いの化け物に襲われる先輩たち…そこに虎杖と伏黒が駆けつける。
作品情報
原作・脚本 | 芥見下々、瀬古浩司 |
制作 | MAPPA |
ジャンル | 少年向けアニメ、ダーク・ファンタジー、呪術、バトル |
放送期間 | 2020年10月3日 ~ 2021年3月27日 |
出演キャスト | 榎木淳弥、内田雄馬、瀬戸麻沙美、中村悠一 など |
話数 | 全24話 |

呪術廻戦の魅力
- キャラクターの印象強さ
- 呪力を使ったバトルシーン
- 視聴環境の広さ
日本各地の書店でいま在庫切れが目立つ漫画がある。一つは、劇場版アニメが日本での興行収入で歴代1位となった『鬼滅の刃』。もう一つは『呪術廻戦』
原作漫画の累計発行部数は6500万部を突破。
キャラクターの印象強さ
虎杖悠仁

虎杖は千年生まれなかった両面宿儺の受肉することのできる逸材で、呪力を持つようになった主人公の虎杖は、特級呪術師の五条悟に導かれ、「20本の宿儺の指を全て取り込む代わりに、それまで死刑は保留する」という条件で呪術高専に転入し、呪術高専東京校の1年生となる。同校および姉妹校の生徒や教師、先輩術師や敵となる呪霊など、多種多彩なキャラクターが登場する。
それぞれの背景なども描かれるため感情移入することができ、ファンが個々に推しを見つけ楽しむことができる。
親代わりであった祖父の虎杖倭助は「オマエは強いから人を助けろ」「オマエは大勢に囲まれて死ね。俺みたいにはなるなよ」という言葉を遺して1話で亡くなってしまう。この言葉が虎杖の人を助ける理由の一つとなる。
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五条悟

白髪・碧眼・190台の長身という、日本人離れした美形の男性。基本的に戦闘時以外は目隠しで目元を覆っている。
呪術高専東京校1年の担任。呪術界御三家・五条家の現当主。日本に4人しかいない特級呪術師の一人で自他ともに認める最強の呪術師。超大物呪術師にして日本三大怨霊の一人・菅原道真の子孫。数百年ぶりに五条家相伝の術式「無下限呪術」と特異体質の「六眼」を併せ持って生まれた現代最強の呪術師。
無下限呪術
五条家相伝の術式。収束する「無限」を現実にする術式。自身の周辺には術式によって現実化させた「無限」があり、自身に近づく程低速化し接触出来なくなる。他にも瞬間移動や空中浮遊にも応用できる。
六眼
特異体質に属する両目。術式・呪力を詳細に見ることが可能。緻密な呪力操作を可能とし、無下限呪術を使いこなすには必須の能力である。「六眼によって呪力消費のロスがほぼ無い」
呪力を使ったバトルシーン
ジャンプで人気のジャンルといえば、何と言ってもバトル漫画です。『ドラゴンボール』、『ONE PIECE』、『鬼滅の刃』など。国民的な大ヒットを記録した漫画の共通点は血沸き肉躍るバトルシーンです。『呪術廻戦』といえば派手な戦闘シーンが見どころのひとつですが、呪いといった変わったジャンルのバトルは、誰もが予測不能!!
呪力なんて地味で暗そうな印象ですよね。呪力と一口に言っても、皆同じ術式を使うわけではありません。式神を使ったり、遠隔操作したり、言霊で相手にダメージを与えるキャラもいます。



また、アスリートでいうゾーンに入った状態限定で使える必殺攻撃「黒閃」など、主人公が使いまくる技。とにかくバトルシーンも派手!
「領域展開」
「領域展開」とは、いわば呪力で構築した空間のことで、その領域内で発動した術式は百発百中、相手に命中するというもの。術式の最終段階であり、呪術戦の極致。
領域展開を行う絶大なメリットは主に2つ挙げられる。
1つ目は「環境要因による術者のステータス上昇」
領域の中はいわば「術者の精神世界」もしくは「術者の術式の中」である為に、術者は自身の能力をさらに強化して遺憾なく発揮できる上、術者自身が最も行動しやすい言わばホームグラウンドのような環境になっており、術式の発動速度がより速く、術式そのものの効果や能力もより強力になる。
2つ目は「領域内で発動した術者の術式の絶対命中」
術式が付与された領域の中にいるという事は「既に術式が当たっている」という事になる為、領域内での術式に基づく攻撃は必ず当たる。
発動する際は基本的に指、もしくは腕で印を組む動作(印相)を必要とする。その為、何らかの手段で印を組む動作を妨害する事が可能。例外は何人かいるようです。
領域展開は、呪術師の奥義的なものなのでひどく体力を使います。能力としては結界術の一種であり「閉じ込める」事により特化している。

最強の『領域展開』の例
五条悟 : 無量空処

"最強の呪術師"と称される五条悟の領域展開は「無量空処」というもの。印相は片手印の帝釈天印。宇宙空間のような領域で、その内側に入ってしまった対象の脳に甚大な負荷をかける。一切身動きが取れなくなってしまいます。領域展開を使っただけで五条の勝ちが確定するので、まさに最強という言葉をわがものにする!
両面宿儺 : 伏魔御廚子

牛のような頭骨に象られた巨大な廚子が鎮座する領域を展開する。
建造物などの呪力が無い無機物には『解』(通常の斬撃)を、人間や呪具といった呪力のある物には『捌』(対象の呪力量や強度に応じて自動で相手を卸す斬撃)を、領域が展開終了するまでの間必中で常時浴びせ続けて領域内の全てを塵にするというもの。

視聴環境の広さ

アニメ版は、毎日放送をキー局に「スーパーアニメイズム」枠のTBS系列全28局とアニマックス(約ひと月遅れ)で放送された。また、地上波の放送と同時期に、Amazon Prime Video、Netflix、Huluなど30近い動画サイトでも配信。海外でもほぼリアルタイムで、字幕版や吹替版が配信されていた。
日本では通常、漫画やライトノベルなどの原作が人気となってアニメ化につながる。一方、海外ではアニメを見てから原作を読むという傾向が強い。
2020年に日本でテレビ放送された作品の中から「アニメ・オブ・ザ・イヤー(大賞)」に選ばれたのが呪術廻戦だった。第2クールは「クランチロール・アニメアワード2022」で16部門にノミネートされ“ベスト・アクション”含む6部門に輝いた。

映画『劇場版 呪術廻戦 0』の海外興行収入105億円を突破した

東宝より発表された。北米では日本映画史上歴代4位の興収を樹立している。
国内では、公開157日間で動員980万人、興収137億5000万円を突破し終映となった同作。歴代14位となっているが(興行通信社調べ)、海外でも大ヒット。80の国と地域の8000を超えるスクリーンで公開された。

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